めずらしくオーケストラ

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音楽大学のコンサートに行ってきました。

ママ友からマブダチになったEさんが誘ってくれたコンサート。
クラシックとか興味ないけど、Eさんと一緒なら楽しめるかなと行くことに決めました。

先月USJの大阪旅行をして以来、私の価値観に少し変化が出た気がします。

お金や時間を使って
非日常を楽しむのもいんじゃない
という変化です。

私の外出は、家族が出かけている平日の日中なら考えやすいですが、
コンサートは金曜の夜。

夕食の準備のことや次女を置いて出かけることなど考えると、やめておこうかと思ったものの、
やっぱり行ってみようと思い直し、チケットを取ってもらっていました。

次女も行きたいと言ったので、Eさんと三人で行く予定でした。

ガイドヘルパーさんと部活終わりの次女をお迎えに行って、
家にランドセルを置いてバスに乗り、Eさんとの待ち合わせの会場まで依頼していました。

すると2日前に連絡があり、なんとEさんが入院することに。
仕事でのストレスに限界が来て、倒れてしまったと。

「私の分のチケットもあげるから誰かと行っておいで」と言います。

私は、Eさんが行けないのならコンサートはあきらめようと考えました。
チケットはもったいないけれど、全盲の私と小学生の次女の二人で知らない場所に行くことを考えると難しいなと思いました。

手引きしてくれる次女に負担が増えるのはイヤですし、私自身も疲れます。

しかし次女はコンサートに行きたいようです。

ダメもとで長女に話してみました。

会場は長女の職場のすぐ近くなのです。
確かに、長女と行けたらうれしい。

前日にメッセージしたけど返信なし。

夕食を食べに来たので
「ねぇ、明日のコンサート、一緒に行ってくれない?」
「他に一緒に行ける人いないの?」
「いないんだよぉ」

「明日、仕事は何時に終わる?」
「定時」

最低限の返事しかしないので気乗りしていないのはわかります。
でもお断りもされないのでもうちょっと押してみる。

「ねぇ、コンサート一緒に聴きに行こうよぉ」
「マック食べたい」
「うんうん、コンサートの前に三人でマック食べよう」

「17時過ぎに市役所の前までバスで行けばいいよね?」
「・・・」

契約成立とみなします。

マックを食べるため予定より早く行くことになったので、次女は部活を休ませることにしました。
部活を休むなら夕方のお迎えの必要もなくなり、バスで市役所まで行くのは次女と二人で可能なので
ガイドヘルパーさんはキャンセルをしました。

音楽大学のコンサートが、あんなにお客さんが多いとは驚きました。
開演の少し前に入ったら、三人並んで座れる場所がなかなかありませんでした。

始まってすぐ、長女は眠ったようです。

推薦学生の独奏(ファゴットやアルトサクソホン)とオーケストラ
独唱合唱オーケストラ(ソプラノ、メゾソプラノ、テノール、バリトン、バス)
バスの男性の声の低さがすごかった。
あんな声出せるなんて体格がいいマッチョみたいな人なのかと思ったら、やせている男性だったらしい。

その他、民謡歌手の歌、大勢での合唱、美女と野獣のミュージカルなどありました。
盛りだくさんで私は楽しめました。

オーケストラの演奏に圧倒され私が目を丸くして聴いていると
長女がちらっとステージを見て
「誰一人指揮者を見てない」
とか耳元で言うので三人で笑いをこらえるのが大変でした。

今回はEさんが誘ってくれたおかげで
音楽大学の世界を新鮮に楽しみました。

思えば長女とちょうど同世代の子たち。
人それぞれだなぁ。

来年はぜひEさんと一緒に行きたいです。

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