同じ境遇の後輩

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盲学校の後輩、全盲のTちゃんが泊まりに来ました。

私の6こ年下で、盲学校で重なった時期はありません。

私が卒業した春に、入れ違いでTちゃんは高等部に入学しました。

お互い、お互いの噂だけを聞いていた関係。

そのTちゃんに、

夫が仕事を通じて数年前からパソコンやiPhoneの使い方を教えるようになり、

音声パソコンや日常生活用具のこと、

福祉制度のこと、iPhoneについてなど相談があっていたようです。

内容によっては、視覚障害者全盲、女性同士ということで

電話を替わって私が話すこともありました。

今は私のブログを読んでくれていて、

時々質問を貯めてLINEや電話をくれます。

視覚障害者、中でも全盲・・・

私にとっても大事にしたい存在です。

時々電話をくれる遠くに住むTちゃん。

iPhoneの使い方など、会って教えられたらいいのになとずっと思っていました。

先月電話で話した際、3月に市内に出てきて福祉センターに宿泊すると聞きました。

Tちゃんはかなり遠くに住んでいて、用事で市内に来る際はお安く泊まれる福祉センターを利用していました。一泊千円程度らしい。

福祉センターというのは夫の以前の勤務先で、我が家はその近くにあります。

というか、

そこに定年退職まで働くと思っていたのでこのマンションを選びました。

うちで夕食食べてからチェックインしたらと話していたら

チェックインは19時までにと言われたらしい。

せっかくなのにそれではあまり時間がない。だったら我が家に泊まったらとお誘いしたのです。

一人でバスとタクシーで、お土産たくさん持って来てくれました。

たっぷり話をして、次女の部屋に泊まってもらいました。

盲学校は男子に比べて女子生徒が少なく、中でも全盲女子となるとかなりレア。

Tちゃんも学生時代はまだ見えていて弱視だったんじゃないかな。

ちなみに盲学校で、私は男子3人、女子1人のクラスでした。

一つ上の夫のクラスは男子5人、女子3人。

一つ下は生徒0。

二つ上と二つ下は男女一人ずつのクラスでした。

私が高等部に入学した時は女子の先輩が4人いたことになりますが、

みなさん弱視で、全盲は私だけでした。

そして誰とも親しくはなれず、女子の友達はおりません。 ←さびしくなかったよ。

欠かさずブログを読んでくれているTちゃんは、

私が以前書いたコンバースのレインシューズやユニクロのラウンドショルダーバッグなど、同じものを購入してくれています。

今回は我が家に泊まりに来てくれて、会ってゆっくり話すことができました。

頼まれてAmazonで購入していた腹巻と足首ウォーマーを渡しました。

おそろのものが増えます。

Tちゃんも腹巻女子の仲間になりました。

私たち、腹巻女子

これまでブログに書いてきた

ヴィトンの財布やパシーマのシーツ、時間をかけて選んだ羽毛布団など

実際に触れてみるのを楽しみに来てくれました。

私ならではのこだわりや工夫など、

視覚障害者、全盲のTちゃんだからこそ分かり合える話も多いのでとても楽しい時間でした。

また遊びに来てほしいなぁ。

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