手作りおやつ

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5月いっぱいで育成クラブを退会した次女。

育成っ子だった一年間は、
月2000円のおやつ代を払い、
準備してくださるおやつを食べて帰っていました。

ベビースターラーメンやポテト系のスナック、
スティックゼリー、
ヤクルトのような乳酸飲料
などが毎日準備されていました。

次女はお菓子好きですが、
苦手な味があります。

とんがりコーン、
バターしょうゆ味のポップコーン、
ハッピーターンなどの日はとてもイヤだったようです。

残すとも持って帰りたいとも言い出せず、
我慢して無理して食べていました。

しょうゆっぽい味のスナック菓子が好きじゃないんでしょうね。

太ってはいませんが、
微かにぽっちゃりともいえる次女。
本人も少し気にしています。

私も、食べたくないスナック菓子を我慢して食べないといけないのもどうなんだろうと思っていました。

育成クラブをやめてから、
15時過ぎに帰宅するようになり、

自由に買い物に行けるわけではない私は、
おやつを準備できたりできていなかったり…です。

スナック菓子にしてもチョコレートにしても、
毎日買って準備するのも
毎日のように食べるのも
どうにかならないかなーと思っていた先日、

たまたまパン屋さんでいただいたパンの耳。
何かおやつになるかなとネット検索して、

ラスクを作ってみました。

バターと砂糖だけでフライパンで作れたので、
目が見えない私にもできました。

なかなかおいしくて好評で

今度は買った6枚切の食パンで
再度ラスクを作り、

更に数日後
フレンチトーストまでチャレンジしてみました。

どちらも簡単に作れておいしくできたので、

これからも次女のおやつになりそうです♪

全盲で、
しかも激しく面倒くさがりの私は、

手作りおやつなんて
本来なら作ろうとも思いません。

視覚障害者の私にとって、料理の細かい計量はとても難しいです。

例えば、砂糖や塩を大さじに入れるのは簡単ですが、
しょう油や酒などの液体を分量だけ注ぐのはとても難しい。
まずこぼれますし、入れられたとして、それを平行に保って目的の鍋やボウルに入れるのは不可能に近いです。

『計量が難しい』ということと『面倒くさがり』がどれほど関係しているかはわかりませんが、
お菓子作りは私にとってすごーくハードルが高いのです。

そういえば、
昨年の緊急事態宣言中、休校であまりにも家で時間があった頃、

次女と何か体験になるような活動をしなくちゃと思い、
餃子を作ったり
ホットケーキミックスでアメリカンドッグを作ったりしました。

案外簡単だったりして、楽しく作ることができました。

出来上がりの見栄えはいつもお見せできるようなものではありませんが、
子供の体験としてはとてもいいですよね。

最近作っている手作りラスクは、
さくさくカリカリでつい止まらなくなりがちですが、

パンはパンなので、
なんだかお腹いっぱいになります。

私にはちょっともたれる感がありますが、
次女は大丈夫なようでとてもおいしいと言ってくれます。

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