夫の誕生日

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昨日は夫の誕生日で、

長女が遅くまで残業をした、初めての日でした。

午前中にガイドヘルパーさんと次女とケーキを買いに行って、

お誕生日ディナーのスシローに

当日に三人で行くか、

長女も行ける土日に行くか…

迷っていました。

長女が配属になった課は、8月がとても忙しいらしく、

残業や休日出勤もあるかもと聞いていました。

私としては

誕生日だからなるべく家族4人でという気持ちはもちろん、

視覚障害者夫婦の私たち。

全盲なのに一人でどこへでも行く夫と、

一人ではマンションから一歩も出られない私。

お店まで行くのを考えても

三人で不安ながら歩くか長女が運転するか。

お店に着いてからを考えても

目が見えるのがほぼ大人の長女がいてくれるか小2の次女だけか。

私は長女がいる土日にしたかったのですが、

結局は当日に行くことになりました。

徒歩10分ちょっとのお店。

長女がいない三人での外出は、

夫は白杖歩行で一人で歩き、

次女と私が手を繋いで歩きます。

三人で連なると広がりすぎて周りに迷惑になるからです。

次女が小さかった頃は

夫が先を歩き、

それについて行く感じで私と次女が後ろを歩いていましたが、

次女が成長した今は

誘導してくれる次女と、手を繋いだ私が先を歩き、

夫が後ろをついて来る感じに変化しています。

お客さんがまだ少ないだろう17時頃を目指して行きました。

機械での受付と、長女のためのお持ち帰り分の注文は店員さんにお願いして、

その後の

タッチパネルでの三人分の注文、

お醤油皿、

チャイムが鳴ってから届くお皿の受け取り、

その合間の時間のお冷のおかわり…

「お姉ちゃんがいなくても、三人でも今日食べに行きたい!」

と強く希望した次女がはりきってやってくれました。

長女は何度かメッセージしても既読にならず、

残業だよね?

…もし残業じゃなかったら?

…まさか事件に巻き込まれていないよね?

仕事だろうと思いつつもちょっと心配しました。

私がお風呂に入っている間に

あまりにも遅いと感じた次女と夫が一度電話をかけたようです。

21時に「今帰る準備をしてるよ」

とやっと返信があり、

帰宅したのは22時でした。

お持ち帰りのお寿司を長女も食べて、

遅くなりましたがみんなでケーキでお祝いをしました。

夫はチョコミントケーキ、

次女は自分で選んだなめらかプリン、

長女と私はショートケーキとモンブランを両方食べたいので半分ずつ。

次女が先月習って弾けるようになった

『ハッピーバースデー』をピアノで演奏。

AppleWatchも予定通り届き、

夫はとても楽しそうに設定などしています。

なんだかんだ、夫は実家の家族や私の母からお祝いをもらえて、

家計からのお誕生日予算と私からもちょっと足して、

AppleWatchはみーんなからの誕生日プレゼントのようになりました。

ありがとうございます。

44歳、おめでとう!

これからも仲良くしようね。

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