活字で文章を書く

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目が見えないと
活字が目に入ることがなく音だけで暮らしているので、

言葉は知っていて使っていても
どのように書くのかを知らないということがあります。

ちなみに私は中学生まで見えていたので、ある程度の漢字は知っています。

現在、普段のメモは
点字のシステム手帳のようなもの(ブレイルメモ)を使っています。

ブログや、誰かにメールやlineでパソコンやスマホで活字を入力する時、
ふと、どう書くんだろうと不安になることがよくあります。

娘や友達やヘルパーさんに聞いたり
iPhoneでシリに尋ねてみたり、
ブログを指摘され初めて知ることも多いです。

例えば
スマホになる前のガラパゴス携帯のことを
私はカタカナでガラケイと書いていたのですが、
ガラケーと伸ばし棒で書かないとお年寄りすぎると長女に注意されました。

郵便局が銀行になってからのことをユウチョと呼びますよね。
郵貯と漢字だと思い込んでいたのですが、
ひらがなで書くということを一昨日知りました。

ブログの話ではありませんが、
日本ハムファイターズの監督に就任された新庄さん。
ずっと勝手に、新しいお城の新城さんと思っていました。

Apple製品のiPhoneやiPatが
2文字目のPだけが大文字であることなど、
音だけで暮らしているとわからないことも多いと感じています。

耳学問という言葉があります。
正に私たち視覚障害者は『耳学問』なのかもしれませんね。

辞書には
みみ‐がくもん【耳学問】
自分で修得したものでなく、人から聞いて得た知識。聞きかじった知識。

とありました。

ブログを書く時、
普段意識せず使っている言葉を活字にして文章にします。
わからないことは調べたり誰かに聞きながら書いています。

そんな作業によって、
『聞きかじった知識』から『自分で修得した知識』になっているように感じました。

点字は私たち視覚障害者にとって読み書きにはとても便利ですが、
目が見えるみなさんとのやりとりは、やはり漢字を使った活字での文章になります。

毎日ブログを書くことで、いろんなことが勉強になっています。

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