ゴールデンウィークは、どのように過ごされましたか?
我が家では小学5年生の次女が、台湾に行っていました。
以前担任をしていただいた先生からお誘いを受け、台湾での国際交流のイベントに参加したのです。
子供だけ海外に行かせるなんて考えたこともありませんでしたが、
信頼していた大好きな先生からのお誘い。
お話をいただいたのが2月。zoomでの説明会を次女も一緒に聴きました。
一週間程悩んで、次女は参加することを決めました。
夫と私は、すばらしい経験になるだろうから、次女が行きたい気持ちになるならぜひ行かせたいねと話していました。
それからパスポートの手続きに行ったり、少しずつ準備。
3泊4日、ゴールデンウィークまるっと台湾です。
低学年の時同じクラスだった女の子も一緒に誘われて参加を決められていましたが、台湾で大きな地震がありましたよね。
被害の様子を見て不安な気持ちになられたそうで、キャンセルされることになりました。
まだ10歳の小学生。
5年生での集団宿泊訓練も6年生での修学旅行もまだです。
次女も参加を迷っていた時は
「そんなに長くお母さんと離れるのはイヤだ」
なんて言っていました。
台湾での国際交流。
次女は、お友達が一人もいない状態で参加しました。
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~参加前に提出した作文~
私が国際交流に参加しようと思った理由は、2月にあったズームの説明会で台湾の夜市の写真を見てとても賑やかで楽しそうで行ってみたいと思ったからです。
台湾に行ったことがある人から、台湾料理はとてもおいしいと聞いているので、台湾でごはんを食べて日本のごはんとどう違うかを知りたいです。
インターネットで台北の町の写真を見たら、ジブリの映画「千と千尋の神隠し」の町並みに似ていると思いました。実際に行って、見れるのが楽しみです。
タグラグビーでは、同じチームの人達と協力してみんなと仲良くなりたいです。
お母さんやお父さんに会えないし、同じ小学校から参加する人がいないけれど、台湾にも、日本にもたくさん友達を作っていっぱい話をしたいです。
おみやげは、前に知り合いからもらって、おいしかったパイナップルケーキを買って帰ろうと思っています。
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岩手、広島、福岡、熊本から25名の小学生が参加して
台湾の子どもたちとタグラグビーを通して国際交流するというものでした。
タグラグビーとは、タックルがない初心者向けのゲームで、
左右の腰に下げたタグを取られたら止まって後ろにいる仲間にボールを渡すという、しっぽ取りラグビーのようなものだそうです。
3泊4日といっても、初日と最終日は移動のみ。
活動は中の二日で、
一日が台湾の文化を知る研修、一日がタグラグビーでの交流でした。
長女の買ったばかりのかわいい抹茶ミルク色のスーツケースを、次女が先に使わせてもらうことになりました。
次女はすぐにお友達が出来て、とても楽しかったようです。
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~帰国後に提出した作文~
私は国際交流に参加して、目標の「日本にも、台湾にもたくさん友達を作っていっぱい話をする」を達成することができました。知っている人がいなくて、不安だったけど、九州から一緒に参加した、4人の女の子と出発前の空港でゲームをして仲良くなることができました。広島から来ていた、6年生の女の子が声をかけてくれて、とっても仲良くなれました。タグラグビーの会場に行く時に、岩手の6年生の女の子に自分から話しかけて、友達になることができました。
タグラグビーを通して、同じチームになった台湾の子達と声をかけあって協力して、勝つこともできてうれしかったです。試合では私も一度だけ、タグを取られずに走ってトライすることができました。
台湾の料理は、日本の料理に似ていると感じました。小籠包もおいしかったです。
いつかまた参加できたら、もっと自分から声をかけて友達を増やしたいです。
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海外を知った少女。
まだ10歳の次女、一人でよく参加したなと思いますし、
私たちも、よく行かせたなぁとつくづく思います。
全く同じ時に
愛知にいる私の親友Cが家族旅行で台湾に行っていました。
夫の合気道仲間の方も、奥様が台湾にいらっしゃるらしくゴールデンウィークは台北で過ごされるとのことでした。
身近な人が次女と同じ時に台湾にいてくれるということは、
私にとってはなんとなく安心できる材料でした。
夫と駅までお迎えに行き、
元気に帰ってきた次女を見て、ほっとしました。
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